SAC各団体が「春」をテーマに語ります
『春』をテーマに各団体から寄せられた一言をご紹介します
◉人生の春…遠い日の思い出のような…。
「青春の門」を書いた五木寛之さんによると、人生の青春、
朱夏、白秋をすぎて、75歳からは玄冬にはいる時期のようです。
私にとって、来年からはその玄冬!けれど決して静かにはしてませんよ。
冬来たりなば、春遠からじ!
じっくりと次世代のための種まきにいそしみます。
〜牧野俊浩(社音研/文化センターボックス)〜
◉雪をどけるとアサツキ。
春、最初のご馳走。茹でたアサツキを酢味噌で食べる。
次はアケビの新芽。これも茹でて醤油で。かなり苦い。子どもには、ちょっと厳しい。
その次は、タラの芽やミズや山ウド等々。
そう!私の子供の頃の春は。草を食べる季節なのです。
〜TOTTA(クラウンパラダイス)〜
◉去年の春には手も足も出ませんでしたが、この春は「挑む春」になりそうです。
〜改田雅典(でん舎)〜
◉鳥獣戯画メンバーは10人。なぜか春生まれが多いのです。
3月だけで、なんと5人の誕生日。
おめでとう!と言い合い、プレゼントが飛び交う楽しい春です。
〜石丸有里子(劇団 鳥獣戯画)〜
◉嘗て、森進一が"襟裳の春ーは何もない春ですー"と絶唱しました。
春といえば何かあると思っていた私は、この何もない春に衝撃を受けました。
ドジョッコやフナッコさえ春が来た事を喜んでいたのに。
さてこの春には、何が訪れてくれるのか。
シガコが解けるようにコロナが解けてくれるのか。
しかし、桜は咲いてくれるでしょう。私たちも咲く場所を作っていけますよう
共々知恵を出し合い咲きたいものです。
〜あらい汎(汎マイム工房)〜
◉梅が咲きだすと、今まで寝ていた花たちが目を覚まし、里山が彩ります。
ユキヤナギ、レンギョウ、三ツ葉ツツジ、木蓮、桜、桃・・・。
毎年、毎年咲いてくれます。
この頃、旬を迎える「のらぼう菜」。
これが美味い、早く食べたいなぁ!
〜新妻嗣二(CAN青芸)〜
◉若芽が息吹き、たくさんの花がいっせいに咲いて、心が踊る春。
その中でも私が一番好きな花は、コブシです。
夜は白い花が浮き立って見えて、
まるで木にたくさんの白い蝶がとまっているようで、
いつもほうっと夢想してしまいます。
来月、またコブシの花に会えるのが楽しみです。
〜矢内世里(望ノ社)〜
◉Listen, can you hear it? That sound echoing through Moomin Valley,
Snufkin’s melody.
Again this Spring, Snufkin is surely returning.
In your village too, lovely harmonies ride the south winds.
ほら、聞こえて来た。ムーミン谷にそっと響くのは、スナフキンのメロディー。
この春も、スナフキンは必ず戻って来ます。
南風に乗って、あなたの町にもすてきなハーモニーが届きますように。
〜グレゴ(グレゴの音楽一座)〜